さつま町消防本部


救急情報

AEDについて

在宅当番衣のご案内

小児救急の電話相談

救急車のご利用





AEDを使用した心肺蘇生法|

普通救命講習(心肺蘇生法・AEDの使用方法など)


AEDの貸し出し


AEDの設置場所



AEDを使用した心肺蘇生法

「目の前で急に人が倒れたのを目撃!意識もなく息もしていない・・・。 こんなときどうすればいいの???」
こういった事態にいつどこで遭遇するかわかりません。正しい心肺蘇生法とAEDの使い方を身につけておくと、いざというときに対応することができます。

大切なのは「救命の連鎖」

 傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。
 まず「心停止を予防」し、もし突然心停止を起こした場合は「心停止を早期に認識し通報」を行い、心肺蘇生とAEDを使った「一次救命処置」、救急隊や病院による「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」の4つが連続性をもって行われることが必要です。

 突然心臓も呼吸も停止した人を救命するためには、まず、その場にいる人が119番通報し、心肺蘇生を行うとともに、救急隊が到着するまでの間、心肺蘇生とAEDによる除細動を行います。この後、到着した救急隊が、より高度な救急救命処置を継続しながら医療機関に搬送します。
このうちのどれか一つでも途切れてしまえば、救命効果は低下してしまいます。
 特に、その場にいる人は、この救命の連鎖のうち最も重要な、最初の3つの鎖を担っているのです。


AEDの必要性

 国内では、年間約5万人近くの方が、突然心臓がケイレンして血液をうまく送り出せなくなってしまう「心室細動」という不整脈で亡くなっているといわれています。
この心室細動に効果的な応急手当は、「適切な心肺蘇生法」と「AED(自動体外式除細動器)」を使用した「心臓への電気ショック」です。


AED

※AEDとは?
AEDは、コンピューターによって心臓への電気ショックが必要かどうかを自動的に判断して、操作を音声メッセージで指示してくれます。安全性が十分確保されており、一般の方でも簡単で確実に操作できます。

心肺蘇生法の手順

1 反応(意識)を確認する
 意識があるかどうかを確認するために、大きな声で「大丈夫ですか?」または「もしもし?」と声を掛けて、肩を軽くたたき反応があるかないかを確認します。


※ポイント
・呼びかけに対して、眼を開けるなどの何らかの応答がなければ「反応なし」と判断します。
・ケイレンなどのような全身が引きつるような動きも「反応なし」と判断します。

2 助けを呼ぶ
 もし反応がなければ大きな声で「誰か来てください!人が倒れています!」などと助けを求めます。助けが来たら
「あなたは119番通報をしてください」
「あなたはAEDを持ってきてください」と具体的に依頼します。


※ポイント
・協力者が誰もいない場合は、まず119番通報をしてください。また、近くにAEDがあれば取りに行ってください。

3 呼吸の確認
 傷病者が「普段どおりの正常な呼吸」をしているかどうかを確認します。傷病者のそばに座り、10秒以内で胸やお腹の動きを「目で見て」判断します。


※ポイント
次のいずれかの場合は「普段どおりの呼吸なし」と判断します。
・胸やお腹の動きがない場合
・約10秒間確認しても呼吸の状態がよくわからない場合
・しゃくりあげるような、途切れ途切れにおきる呼吸が見られる場合

4 胸骨圧迫
 普段どおりの呼吸がないと判断したら、すぐに胸骨圧迫を開始します。
 胸の真ん中に片方の手の付け根を置き、もう片方の手をその上に重ねます。両方の指をお互いに組んで、体重をかけて垂直に強く約5センチ胸が沈むくらい押します。
これを1分間に100~120回の速いテンポで30回連続して繰り返します。


※ポイント
・肘をまっすぐに伸ばして圧迫します。
・圧迫した後は押した胸が元に戻るまで十分に力を抜きます。
・小児(保育園まで)に対しては、体格に合わせて両手または片手で、胸の厚さの約3分の1が沈むくらい圧迫します。

5 人工呼吸(口対口人工呼吸)
 30回の胸骨圧迫後に、口対口人工呼吸で息を吹き込みます
●気道確保(頭部後屈あご先挙上法)
・傷病者の喉の奥を広げて空気を肺に通りやすくします。(気道の確保)
・片手を額にあて、もう片方の手の人差し指と中指の2本をあご先にあてて頭を後ろにのけぞらせます。(あご先挙上)



●人工呼吸
・気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で鼻をつまみます。
・口を大きく開けて傷病者の口をおおい、空気が漏れないようにして息を1秒かけて吹き込み、胸が上がるのを確認します。
・いったん口を離して、同じ要領でもう1回吹き込みます。


※ポイント
・2回の吹き込みで胸が上がらない場合でも、人工呼吸は2回までとし、すぐに胸骨圧迫を開始します。
・人工呼吸中は胸骨圧迫が中断していますので、その中断時間はできるだけ短くなるようにしてください。

6 心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の継続
 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせを救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続けます。


※ポイント
・胸骨圧迫を続けるのは非常に疲れます。他に人がいる場合は1~2分を目安に交代しながら実施してください。
・救急隊がそばに来て交代を指示するまでやめないでください。

7 AEDの到着と準備
 心肺蘇生を行っている途中でAEDが届いたら、すぐに使う準備を始めます。
 AEDにはいくつか種類がありますが、どの機種もおおむね同じ手順で使えるようになっています。またAEDは電源が入ると音声メッセージと点滅するランプで、次にするべきことを指示してくれますので、落ち着いて指示どうりに操作してください。
●AEDを傷病者の近くに置き、電源を入れる
 AEDのふたを開け電源ボタンを押します。また、ふたを開けると自動で電源が入る機種もあります。


※ポイント
・電源を入れたら、以降はAEDの音声メッセージと点滅するランプに従って操作します。

●電極パッドを貼る
 傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。
 電極パッドを袋から取り出し、パッドをシールからはがして傷病者の胸にしっかりと貼り付けます。
 機種によっては電極パッドのケーブルをAEDの本体に差し込む機種もあります。


※ポイント
・電極パッドは、右の鎖骨の下と左の脇から5~8センチくらい下の胸の横に貼り付けます。(パッドに絵で描いてあります)
・電極パッドを貼る際にも、可能であれば胸骨圧迫を継続してください。

8 心電図の解析
 電極パッドを貼り付けると「体に触れないでください」などの音声メッセージが流れて、自動的に解析が始まります。
 このときに「皆さん、離れてください!」と注意をうながし、傷病者に誰も触れていないことを確認します。


※ポイント
「ショックは不要です」などの音声メッセージが流れた場合は、すぐに胸骨圧迫を開始してください。

9 電気ショック
 AEDが電気ショックが必要と判断したら、「ショックが必要です」などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります。
 充電が完了すると、「ショックボタンを押してください」などの音声メッセージが流れてショックボタンが点滅します。
 電気ショックを行う前に「電気ショックを行います。みなさん、離れてください!」とまわりに注意をうながし、傷病者に誰も触っていないことを確認してからショックボタンを押します。



10 心肺蘇生の再開と継続
 電気ショックが完了すると「ただちに胸骨圧迫を開始してください」などの音声メッセージが流れますので、これに従ってすぐに胸骨圧迫を開始してください。


※ポイント
・AEDは2分ごとに心電図の解析を繰り返し行います。AEDのメッセージの指示に従ってください。
・ショックの有無にかかわらず、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を繰り返し救急隊の指示があるまで続けてください。

AEDを使用する際の注意点

●傷病者の体が濡れている場合
 タオル等で胸の表面とパッドを貼る場所を拭き取ってから電極パッドを貼ります。

●胸に貼り薬がある場合
 電極パッドを貼る際に邪魔になる場所に貼り薬などがある場合は、それをはがして肌に残った薬剤を拭き取ってから貼ってください。

●心臓ペースメーカーや除細動器が胸に埋め込まれている場合
 胸の皮膚が盛り上がっており、下に硬いものが触れますのでわかります。その部分を避けて貼り付けてください。